交通事故の後遺症にお悩みなら

脳脊髄液減少症とは

脳脊髄液減少症とは 交通事故で起きうる後遺症として、最近になって注目されているのが脳脊髄液減少症です。これは、交通事故で体に強い衝撃が加わったことで、脳脊髄液が漏れ出る状態になってしまう病気です。これは、交通事故で体に強い衝撃が加わったことで、脳脊髄液が漏れ出る状態になってしまう病気です。
脳脊髄液というのは脳室・くも膜下腔・脊髄くも膜下腔を満たす液体で、正常なときであれば脳や脊髄は脳脊髄液に浮かんでいます。ところが、漏れて量が少なくなると浮かんでいる脳・脊髄の位置も下がり、つながっている神経が引っ張られることになります。これにより、患者はめまいや頭痛に倦怠感など様々な症状に悩まされます。頭部CTやMRI検査などを受ければ、脳脊髄液が漏れていることがわかります。軽症であれば、安静にして水分を補給することで回復します。重症での場合には腰から硬膜外まで針を刺し、注入した生理食塩水の圧力で漏れを防ぎます。さらに患者の血液を注入して、漏れている部分を固める治療法もあります。

後遺症で多いめまいなどの症状はなぜ起こる

後遺症で多いめまいなどの症状はなぜ起こる 交通事故の場合、その時は痛みなどの症状がないことが多いのですが、後になって様々な部分が痛んだりめまいなどが生じたりすることがあります。特に交通事故の後遺症で多いのが頭痛やめまいであり、これらの症状はむち打ち症が関係していることが多いです。
むち打ち症は衝撃が加わったことで首の筋肉に大きな負担がかかってしまい、痛みなどを引き起こします。これは交通事故にあった場合、衝撃で体は前に行こうとしますが、本能的に首の筋肉は頭を戻そうとすることが関係しており、無理に戻そうとした結果、首及び肩の周りの筋肉に負担が生じ筋肉を硬くしてしまいます。筋肉が硬くなると、ただ首が傷むだけでなく吐き気などがおきる原因となります。これらの症状はレントゲン検査をしたとしても異常があるかどうかはわからないため、自分でどのようなことがおきているのかをしっかりと医師に伝えなくてはなりません。首周辺の血流を改善することによって徐々に症状が治まっていきます。